天草 民宿 花月
〒863-0015 熊本県天草市大浜町17-15
TEL.0969-23-1459
三船インターチェンジから80km。
※駐車場25台
ア津教会は、長崎の建築家・鉄川与助によって設計されたゴシック様式の教会で、現在の教会は、1934年(昭和9年)、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に再建された。(明治以来3回の建て直しが行われた。)
教会は、尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式で、その堂内は国内でも数少ない畳敷きになっている。
建てられた土地は、ハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴である絵踏みが行われた吉田庄屋役宅跡が選ばれた。この禁教時代に厳しい絵踏みが行われた場所に、現在の祭壇が配置されたと言われている。
1569年(永禄12年)、ルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われたこの地では、1638年(寛永15年)の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰が守られてきた。
この教会は「海の天主堂」とも呼ばれ、教会が建つ漁港一帯は、1996年(平成8年)、日本の渚百選「キリシタンの里 ア津」に選ばれ、2001年(平成13年)には、日本のかおり風景100選「河浦 ア津天主堂と海」、2011年(平成23年)には、天草市ア津の漁村景観が「国の重要文化的景観」にも選ばれている。
里山の棚田を利用した全国的にも珍しい菖蒲園。6月にはハナショウブ、アヤメ19種と、園路沿いの6千株のあじさいが見頃。
また、花しょうぶの時期に合わせて毎年花しょうぶ祭りが開催される。
広いビーチ全体が湾内にあり、波が穏やかで、遠浅なので家族連れにお勧め(海水浴シーズンには、ビーチフェンスを設置)。また、自然を生かした海岸環境整備を行い、海水浴だけでなく、ボードセイリングなどのマリンスポーツも楽しめる。
また、オリンピックの公式競技となっている競技距離51.5qのトライアスロンを1985年、『天草国際トライアスロン大会』として日本で最初に開催したのがこの海水浴場で、日本発祥の地の記念碑も建っている。